離婚調停は、家庭裁判所で行われます。

家庭裁判所に出向かなければならないこと、そして調停という響きから、裁判のようなものを想像するかもしれません。

そこから、なんだかお金がかかるのではないかと、そこが不安で離婚調停に踏み込めない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は、離婚調停の費用についてお話させていただきたいと思います。

 

結論から申しますと、離婚調停は驚くほど安価で実施行うことができます。

まず必要なのは、添付する書類として必要な戸籍謄本と発行一年以内の年金分割のための情報通知書の取り寄せ費用です。

戸籍謄本の取り寄せ費用はどこの自治体でも同じで450円です。

そして年金分割のための情報通知書は、年金事務所で発行され、費用はかかりませんが戸籍謄本が必要になります。

つまり、離婚調停には、まず戸籍謄本二通分の費用がかかります。

 

次に、離婚調停の申し立てにかかる費用です。

こちらは収入印紙代が1200円、あと調停期日呼出状を送付するための切手代がかかります。

切手代は家庭裁判所によって異なりますが、大体800円前後です。

 

とても費用が安くて、ビックリなさった方が多いのではないでしょうか?

もちろん弁護士に依頼をすると弁護士費用が必要になりますが、離婚調停の場合、一般的には驚くほど高額の弁護士費用がかかるということはありません。

国松法律事務所